1.技術士会・理科支援小委員会とは
公益社団法人 日本技術士会は技術士で構成する公益法人で、全国組織として公益社団法人 日本技術士会があり、中部地区には中部本部があります。その技術士会中部本部の理科支援小委員会では、平成19年度から小学生向け特別授業を行っております。
特別講師派遣だけでなく、より良い特別授業を行うための研鑽にも力を入れております。定期的に「理科実験授業研究会」を開催し、意見交換や討議を行っております。
2.特徴
小学校で学習する理科授業の発展的な内容として、様々な実験や観察の特別授業を行います。しかしそれだけではありません。科学技術についての経験や知識が豊富な技術士は、下記のような特色ある講座実施が可能です。
(1)「理科の授業で学習したことが世の中でどのような技術に生かされているか。」
を伝えます。
授業の内容と世の中の技術を結びつけることにより、理科を勉強することが、将来的に大発見や大発明につながることもあることを伝えます。
(2)それによって我々の生活がどのように良くなっているか。」を伝えます。
普段の生活の中で何気なく使っているものでも、その仕組みを解説することによって、児童に科学技術への興味をより深く抱かせることを目指します。
(3)その技術分野について、小学生の疑問に対しわかりやすく的確に回答します。
難解と思われがちな技術の世界ですが、その分野の専門家であり科学技術のプロでもある技術士が小学生の立場に立って、わかりやすく丁寧に解説します。