R6.8.25 8月例会 科学実験教室 フシギな金属のお話〜色のサイエンス


夏休みの社会貢献、という事で
こども科学実験教室
「フシギな金属のお話〜色のサイエンス」
というテーマで科学実験教室を開催いたしました。

開催場所は、名古屋の栄にある
朝日カルチャーセンターでした。

小学生と中学生の2組の親子が
参加して下さいました!
講師として、金属部門の技術士である以前に、
自分が本当に何が好きか、魅力を感じるかと
心の内なるものを再確認して、
学びにいかにつなげられるかと検討した結果、
金属と色についての実験を選びました。

最初にまずは、
太陽は何色なのかを考えてもらうべく、
分光器を作成して、観察する実験を行いました。

ちょうどビルの中に教室があり、
太陽光だけではなく、
色んな光を分光器で観察できました。
太陽光のお話の次に、
夜空の星の色のお話を挟んで、
いよいよ金属を使った炎色反応実験を行いました。

アルコールと酢酸カルシウムをまぜて
シャーベット状の燃料を作り、
ストロンチウム、ナトリウム、カリウム、
カルシウム、ホウ酸の5つの粉末を燃やしました。

写真のように、概ね綺麗な金属ごと特有の発色を
観察する事ができました。
実験教室を行う事で、
分かりやすく伝える技術、
実験による学びの意味、
科学技術の知識を再確認する機会、
講師を通じてさまざまな経験が得られました。

純粋に、実験がうまく行えて
結果がしっかりでるというのは嬉しいですよね!

技術士会全体のテーマでもある
実験教室による支援活動は、
今後も当委員会でも推進していきたいと思います。
(文責:中村将士)