R5.3.12 3月例会

2023 年3月12日(日)に仕掛学のワークショップを開催いたしました。
「ついしたくなる仕掛けで社会課題を解決するワークショップ」として、名古屋大学未来社会創造機構オープンイノベーション推進室との共催で実施しました。 何度か例会で使用させていただいている、名古屋大学ナショナルイノベーションコンプレックス1階Ideastoaでの開催です。
講師は株式会社BIPROGYの斉藤哲哉氏です。参加者は17名でした。
午前中は、仕掛を学び、午後は様々な社会課題を解決する仕掛けを創造するワークショップです。
ネクサスコモンズを執筆された名古屋大学名誉教授栗本先生も講演者側としてご参加いただきました。
講演の後は、3グループに分かれてのワークショップです。
ワークショップ開催に際し、お弁当の時間を使い、グループ内のコミュニケーションを促進し、アイデアを出しやすくするという工夫もありました。
自分の探してきた仕掛を説明しながら、おいしいお弁当を皆でいただきました。
仕掛の創造はなかなか難しく、頭の体操というかアイデア出しというか、 発想力や連想力が鍛えられそうです。
いろいろな社会課題に対し、解決のための仕掛が考案されました。
寸劇を織り交ぜた楽しい発表もあり、盛り上がりました。
皆さまそれぞれワークショップを楽しまれたことと思います。
仕掛を探してきたり、ワークショップで考案したり、さまざまな仕掛の中で、皆さんが秀逸だと思ったものがありました。それは、青年技術士交流委員会 加藤委員が考案して自宅で使用している、「ついトイレットペーパーの芯を置 きたくなる仕掛」でした。隅に置かれがちのトイレットペーパーの芯を、つい鳥の巣にしたくなるという仕掛です。これは需要がありそうです。
その後、本山駅近くの4ya(ヨツヤ)にて、有志9名による懇親会を開催し、ここでも盛り上がりました。
名古屋大学の桜の木から採取した酵母を使った日本酒を持ち込ませていただきました。
名古屋大学生協で購入できるそうです。
今年の技術士全国大会は愛知県で開催されます。青年分科会は仕掛学をテーマにしております。ご期待ください。(文責/青山尚弘)