R5.11.17-19 技術士全国大会と青年イベント

2023年11月17日(金)から20(月)にかけて
技術士全国大会が名古屋国際会議場で開催されました。

コロナ禍により2020年の開催は延期となりましたが、ようやく開催できる運びとなりました。
青年技術士交流員会では、本大会に参加するとともに、
全国から集まる若手技術士を対象に、青年イベントを企画しました。

 

17日(金)前夜祭イベント(青年イベント)

18日(土)青年分科会(本大会イベント)

19日(日)テクノツアー(青年イベント)

 

順を追ってご報告いたします。

前夜祭イベント(17日)

 名古屋城見学会から始まり、
市役所や全国的にも珍しいラウンドアバウト(環状交差点)などの
外観見学会を行いました。

その後、モンゴルレストラン、シンキローでの懇親会です。

44名のご参加をいただき、大いに前夜祭は盛り上がりました。

モンゴルレストランでは、希望者は無料でモンゴル衣装を着ることができます。
3分の1くらいの方が、モンゴル衣装を着用されました。

1次会だけでなく、2次会も開催し、遅くまで親睦を深めました。

青年分科会(18日)

 こちらは名古屋国際会議場での開催です。第3部分科会として、大阪大学の松村教授の考案による仕掛学を基にしたワークショップを開催しました。
講師に株式会社BIPROGYの齊藤哲哉氏を招いての開催です。70名のご参加です。

名古屋大学と連携したワークショップであり、
名古屋大学名誉教授 栗本英和教授にもご協力を頂きました。
この場を借りて御礼申し上げます。

仕掛学には多様な技術部門を横断できる利点があり、
この分科会では、多様な視点から技術士に求められる応用能力を高めるとともに、
考案した仕掛けの社会実装を目的としています。

こちらも盛況に終わりました。

そして、なんと本大会の総合司会は、成田委員長です。

会場からはアナウンサーのようだという声も聞こえてきて、素晴らしい司会でした。

大懇親会(18日)

 さて、夜は青年技術士恒例の、大懇親会です。アイリス愛知にて開催されました。
55名の参加です。

大懇親会では、名古屋で有名なシャチホコをお題に、
空想上の生き物であるシャチホコの鳴き声を発表する大会を実施しました。
お酒も入っているからか、素晴らしい鳴き声が披露され、大いに盛り上がりました。

また、伝統となっているS1グランプリ(Sは酒のエス)を開催し、
全国津々浦々の銘酒のプレゼンと試飲を行い、ほとんどの一升瓶が空になってしまいました。

記念品

 中村副委員長のもと、3Dプリンタによりケースを製造し、M5スタックという電子機器を組み合わせた記念品も大懇親会で購入者に配布されました。ここで初めてのお披露目です。

世界一深いゴミ箱にヒントを得た、その名も「しゃちほこォン」。

市位副委員長の設計と、BIPROGY斉藤氏のプログラミング、大阪公立大学工業高等専門学校の中津先生と学生さんのご協力による3Dプリンタによる製品製造、成田委員長による異業種のつながり形成といった、様々な方のご協力を得て、記念品が完成いたしました。

厚く御礼申し上げます。

最後は全員で記念撮影です。
全国から技術士が集まっての大懇親会は終了です。

大懇親会2次会


二次会は世界の山ちゃん長者町店にて行われ、
飲み足りない58名にご参加いただきました。二次会から合流の方も数名みえました。
名古屋といえば、手羽先、味噌串カツということで、
名古屋名物をご堪能いただき、満足いただけたかと思います。



テクノツアー(19日)

 テクノツアーは、みなとアクルスエネルギーセンターの見学と、
仕掛学ワークショップです。

56名にご参加いただきました。

東邦ガス様のご協力により実現したエネルギーセンター見学です。
中部圏初となるスマートエネルギーネットワークを構築した施設で、
太陽光発電設備、NAS電池、バイナリー発電など、
熱・電力の効率的な供給を目的としています。
みなとアクルスにある課題について、仕掛けを用いて解決するワークショップです。
社会実装まで見据えた課題解決方法を、
技術士にもとめられる高等な専門的応用能力を持って立案しました。

こちらもワークショップとなるのですが、前日に続く開催であり、
仕掛学に対してより理解が深まったという感想をいただけました。

ご参加いただいた方はもとより、青年委員の皆様、幹事、顧問の皆様、
運営にご協力いただいた、東邦ガスの皆様、本当にありがとうございました。

 

2024年の技術士全国大会は北海道での開催となります。こちらも非常に楽しみです。

 

文責/青山尚弘