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6月例会『原価計算をやってみよう!』を 開催しましたので、ご報告します。 会場は「ものづくり創造拠点SENTAN」 (愛知県豊田市)でした。 青年技術士交流委員会としては、 初めて使用する施設でした。 はじめに、SENTANの紹介を 施設のご担当の方から行っていただき、 その後、施設見学を行いました。 |
SENTANを運営する豊田市は市内総生産のうち 77%を製造業が占める、ものづくりのまちであり、 将来に渡って製造業を発展させるために SENTANの運営をはじめ、 様々な施策を行っています。 SENTANには、旋盤、フライス盤といった、 従来からの工作機械に加え、 3Dプリンタ(右写真・左上)、 レーザ加工機といった、 近年普及が進んでいる工作機械、 更にはTIG溶接機も揃っています。 | |
施設見学の後は、 メインの『原価計算をやってみよう!』です。 講義では、一般的な原価計算に留まらず、 新規事業での原価計算の実状を 講師の経験に基づいて解説され、 生きた知識を共有する貴重な機会となりました。 また、損益分岐点を計算する演習も行われ、 参加者は試験会場のような雰囲気の中、 懸命に筆を走らせていました。 | |
参加者が携わっている業種が多種に渡っていたため、 各業種における原価構成の比較も行いました。 | |
加えて、昨年の『全国大会2020〜中部大会〜』の 記念品であるスマホ用スピーカ (左写真)を題材として、 損益分岐点を変動費や固定費を変えて提示し、 原価に影響を与える要素について ディスカッションしました。 | |
例会の最後には参加者全員に ネームプレートをプレゼントしました。 例会当日にSENTANのレーザ加工機で板材を切り出し、 各自の氏名を刻印した、 唯一無二のネームプレートです。 今回の例会は、生きた知識、 演習、ディスカッションと、 業務の役に立ち、かつアウトプットを出すことで 使える知識に落とし込んだ内容となりました。 今後も体験をしたり、アウトプットを出したりと、 アクティブな例会を企画していきたいと思います! |