H28.12.17 12月例会


今回は「建設分野の生産性向上の取り組みについて」
をテーマとした講演です。

3つの講演のうち2つは、前回(10月例会)に引き続き
建設分野におけるIT技術の活用事例についてのものです。

会場は前回と同じ中日本建設コンサルタント会議室です。

かなり盛況だった前回と同様の出席者
を期待したのですが、年末ということで
行事が重なるためか出席者は17名と
いつもと同じくらいでした。
最初の講演はオフィスケイワン株式会社の
保田 敬一氏による
「持続可能なCIMモデルの活用を目指して」です。

CIMとは「Construction Information Modeling」の略で、
主に3Dデータの土木分野での活用事例の紹介です。

製造分野においては3Dデータは、
今ではほぼ当たり前のように使われていますが、
土木分野でもそうなるのでしょう。



次の講演はSoftBridge株式会社の
高口 昇氏による
「3次元デジタルカメラ計測システムの紹介」です。

これは、デジタルカメラからの画像から
3Dモデルを作る技術とシステムの紹介です。

3Dモデルを起こしたいものにターゲット(右下写真)
を張り付けて、デジタルカメラで撮影し、
画像をパソコンで解析して
ターゲットの傾きや反射光の強弱から
3Dモデルを作成するのに必要な座標値を
割り出す仕組みです。

最後の講演は本例会担当である
本多 仁氏(建設部門)による
「橋梁の生産性向上のための技術的解決事例について」
です。
なお、この講演のみIT技術がらみではありませんが
、この事例は技術士二次試験(口頭)で
の技術的体験として使われたものということなので
これから口頭試験を受けられる方には参考に
なるのではないでしょうか。



懇親会場はいつものえび寿で行い、
、講師の皆様にも参加していただきました

今回は講演が3本と多かったため質疑応答の
時間があまりとれなかったため、
例会の時に聞けなかったことを
講師の皆さんにいろいろ質問していたようでした。