H26.9.27 建設WG活動

今回の建設WG活動は

富山にある黒部ダム(関西電力黒部第四発電所)

の見学会です。

今回は場所が遠いので、1泊2日の日程になっています。

集合場所のトヨタレンタカー名古屋駅前店

にて車(プリウスα)を2台借りていきました。

(参加人数は8名)

午前中は黒部ダムの入り口となる扇沢駅まで

車でひたすら走ります。

途中昼食のため長野県大町市内にある昭和軒にて

ソースカツどんをいいただきました。(下写真2枚)

結構なボリュームで食べきれない人もいました。

黒部ダムの長野川からの入り口大町市には、高瀬ダム

という日本第2位の高さのロックフィルダムがあり

参加者の一人であるダム好きの上西氏が行きたがって

いましたが、車で行けない場所のため断念しました。

黒部ダムへの入り口となる扇沢駅です。

ここからトロリーバスで関電トンネル

(ダム建設用の資材運搬用に作られたトンネル)

を通り黒部ダムに向かいます。

結構大きい建物で、観光客が大勢いました。

トロリーバスとは、架線からのから供給される

電気で走るバスで、日本ではここ(立山黒部アルペンルート)

でのみ運行されています。

トロリー(trolley)とは集電装置のことで、

外見はバスですが、電車と同じモーターで走るため

走行中は電車のような作動音がします。

予定では、トンネル内の破砕帯の見学もあったのですが

惜しくも抽選で落ちてしまい、通り過ぎるだけでした。

黒部ダムの駅で降りると、ダム上方の展望台に

向かって220段の階段を上ります。

さすがに220段の階段は一気に上りきるには

キツイので、途中お休憩地点で湧き水(左下写真)

でのどを潤して休憩しつつ上っていきました。

展望台から見た黒部ダム(左上写真)

日本で最大の高さ(186m)のアーチ型ダムで

放水位置も高いため、下の地面が削られないように

放水はやや上に向かって霧状に噴射して行われます。

左下写真は、建設用の練ったコンクリートを運ぶバケットで

高さが3mくらいありました。

右下写真は、ダム湖で遊覧船が運航されています。

カモの1羽でもいないかと思いましたが、

1羽の水鳥もいませんでした。

上の写真2枚は、ダムの放水側壁面の

点検用通路(キャットウォーク)で、

両端にダム本体に入るための扉が埋め込まれています。

左下写真は、ダムの真下を写したもので

虹がちょっとだけ写っています。

右下写真は、建設時の殉職者の慰霊碑です。

企画展示 「黒部の物語 〜人・使命・情熱〜」

もともと50周年記念で行われた企画展示を

今年の夏に復活させたものだそうです。

黒部ダム建設の歴史を解説するパネルと

ドキュメンタリー映像をみることが出来ます。

黒部ダムから宿泊場所の松本駅近くの

ビジネスホテル(エースイン松本)に到着後

駅近くの居酒屋「元庄屋 炉ばた庄屋」

にて懇親会を行いました。

左下写真は松本名物の山賊焼き、

名前の由来は、山賊なので

「取り上げる」→「鶏揚げる」

からきているとのこと(つまり、駄洒落)。

次の日は午前中に松本市内を観光したのち

帰路に就きました。

右上写真:国宝松本城です、日本で国宝に指定されている

城はここと、姫路、犬山、彦根の四城のみです。

左下写真:松本城天守内の展示。鉄砲関係がメインです。

右下写真:旧開智学校、中には入りませんでした。