H26.10.18 製造WG活動

今年度最初(!!)の製造WGの活動は

中部電力の碧南火力発電所の見学会です。

写真は、最寄り駅になる名鉄碧南駅で、

電車組は、ここから車に載せてもらい、

発電所まで行きました。

公共交通機関は1つ前の

碧南中央駅からの無料バスがありますが、本数が

少ないので自家用車で行くのがベストです。

(結局参加者14名中、10名が自家用車でした。)

見学場所の碧南火力発電所。

中部電力唯一にして、日本最大の

出力(410万kW)を誇る石炭火力発電所です。

PR施設のへきなんたんトピア電力館前の

駐車場にて自家用車組と合流。

中は、PR施設だけあって石炭や発電の仕組み

に関する展示がメインです。

 

電力館の南側には

ヒーリングガーデン(左上写真)と

エコパーク(右上写真)があります。

エコパークは湿地が広がっており、野鳥観察館も

ありますが、日が悪いのかあまり野鳥は

見られませんでした。

(下二枚の写真はヒーリングガーデンのもの)

見学前に、電力館の館長より

発電所についての説明がありました。

今回の見学会は、参加者の半数近くが

子供だったのですが、説明の内容が大人向け

だったため内容が難しく

ちょっと退屈だったようです。

 

 

まずはタービン室の見学です。

広い空間に、巨大な蒸気タービンと発電機が並んでいます。

隣のボイラーから送られてくる蒸気の熱で中はけっこう

暑くなっています。タービン室の建屋の壁は

防音構造になっていて、

採光用の窓の周りに、黒い輪のような吸音材が見えます。

そのため、中はタービン音でかなりうるさいですが、

外はいたって静かです。

ボイラー&タービンの制御室

タービン室は、全く空調が行われていませんでしたが、

こちらはコンピューターが置かれているので

エアコンで常に一定温度に保たれて涼しくなっています。

昭和シェル石油の敷地をはさんだ場所にある貯炭場です。

石炭の飛散を防止するための防風壁のため

中があまりよく見えません(右下写真は全景)。

なぜか所々にカラスの群れがたむろっていました

(左上写真)。

発電所の南側にある灰捨池

発電所から出る石炭灰などの廃棄物の80%

はセメント工場などでリサイクルされますが

残りはこの灰捨池に捨てられます。

この場所もい容量が一杯になりつつあるそうで

現在新しい場所を探しているとのこと。

見学後、電力館で質疑応答後

外で集合写真を撮って解散となりました。

この碧南火力発電所の対岸には

同じく中部電力の太陽光発電所「メガソーラたけとよ」

がありますが、来年2月定例会では

そちらの見学会を予定しています。

(変更の可能性もありますが・・)