今年の11月例会は建設部会との合同見学会です。 集合場所は、養老鉄道の広神戸(ひろこうど)駅です。 JR大垣駅からの乗換えですが、ローカル線のためか MANACA・TOICAは使用不可だったので、 久々に電車に乗るのに現金が必要でした。 参加者は青年・建設部会合わせて15名ほどです。
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見学場所は建設中の東海環状自動車道の 一部である、下宮〜瀬古(岐阜県安八郡神戸町) の高架橋下部の工事現場です。 この区間の建設を担当している 矢作建設工業株式会社の事務所 (左上写真のプレハブ)にて説明を受け、 その後工事現場に向かいました。 |
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工事現場の様子 道路建設の現場ですが、現在は道路を載せる 橋脚を作っている段階なのであまり道路っぽくありません。 周囲は田畑が多いですが、 駅に近い街中なので民家も多い場所です。 民家も近いですが、工法の工夫(後述)により 低騒音で工事を行っています。 |
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橋脚の基礎として地中に打ち込まれる杭(回転杭)です 杭本体ははスパイラル溶接鋼管ですが 先端にスクリューのような刃が付いています(右上、左下) 打ち込む際に杭を回転させることでドリルのように 地中を掘り進むことができるため 穴を掘るための残土の発生や杭打ち時の 騒音の発生を低減できます。 右下は打ち込み途中の状態ですが、やや斜めなのは 斜め方向に打ち込んでいるためです。 |
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杭は地中深く打ち込むため、地中に入った 杭を回転させるために杭の上に取り付ける 補助工具の通称「ヤットコ」です。 パイプ形状ですが、杭とはちがい、 鋳造のような質感でした。 なぜ「ヤットコ」と呼ばれるかは不明。
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杭打ち後の基礎の様子、この上に橋脚を立てます。 このあたりは川が近く、地下水がすぐに湧き出てくるため (写真右上)、低い場所では左下の写真のように 完全に水に浸かってしまいます。 |
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見学会の後はJR大垣駅前の居酒屋「魚民」にて 懇親会を行いました。 大垣駅近くで懇親会を行うのは、9年前の 徳山ダム見学会以来と思われます。 あの時は、懇親会後大雨で1時間近く駅で足止めを くらうというハプニングがありましたが、 今回は何事もなく、無事終わりました。 |