H23.2.12 2月例会

今回の会場は

またまた花車ビルの6F会議室です。

参加人数は十数名と少なめでしたが

活動内容(カメラの分解)

を考えるとあまり大人数でも困るので

ちょうどよい人数と思われます。

 

まずは、分解するカメラ(レンズ付きフィルム)

について製造WGグループのメンバー

これから分解するカメラについての説明です。

カメラの特徴について詳細に説明

していただきました。

分解するカメラは、

富士フィルムの「写ルンです」(左下写真上)

Kodacの「スナップキッズ」(左下写真下)

の2種類です。

どちらも以前製造WGの活動にて

分解したことがあるので、メンバーの人に

教えてもらいながら分解開始となりました。

分解の様子

ネジは1本も使っておらず

すべてはめ込み式なのですが、

うまく部品が外れなかったり

以外に難物でした。

 

一番の難物はフラッシュ用の

コンデンサです。

電荷をためているため

一度放電する必要があるので

左の写真のようにショートさせます、

放電させると「バチッ」と大きな

音が鳴るのですが残念ながらその

写真は取れませんでした。

筐体の比較

左が富士フィルム、右がKodacです

Kodac(米)のほうが

富士フィルム(日)よりも何気に

雑な感じがします。

後者は前者より100円ほど高いのですが

これが100円の差なのでしょうか。

フラッシュ用回路の比較

右が富士フィルム、左がKodacです

コンデンサや回路の構成は

ほぼ同じですが。

富フィルムの方がコンパクトです。

今回は富士フィルム、Kodacとも

2台ずつ分解したのですが、

Kodacは回路基板が2台で微妙に違っていました。

みると基板の大きさもさることながら

回路もずいぶん雑です。

レンズの比較

右が富士フィルム、左がKodacです

こちらは大きさが微妙に違うだけで

あまり見た目は変わりません。

ちなみにこのカメラで使っている

レンズはこの1個だけです。

電池(フラッシュ駆動用)の比較

上がKodac、下が富士フィルムです

ちなみに上は中国製の単3電池

下はタイ製の単4電池です。

分解の過程でフィルムがはがれてしまい

ましたが、フィルムは絶縁材の機能があるので

はがすのは危険とのこと。

分解後の様子

分解の過程でツメが折れたり

一部が割れたりしているので

もう元に戻せません

元々フィルムを付け替えての転売防止の

ために分解しても戻せないように

なっているそうです。

懇親会の様子

会場は、4月総会で使った「えび寿」の近くにある

新・和風ダイニング 『こぶ』 

今回初めて利用するところで、

3000円とそれなりにリーズナブルなお店です。