H19.6.30 6月見学会

今回は、新日鐵名古屋製鐵所見学会です。

中部青年技術士会による、新日鐵の見学会は

これで二回目となります。

前回は太田川駅集合でしたが、

今回の集合場所は

新日鉄駅(写真)近くの製鐵公園クラブビルでした。

こちらがその公園クラブビルです。

今回は、見学会の1時間前に

集合場所で理事会を行ったため

会議中に、参加者が来て

受付を行わなくてはならず

ちょっと大変でした。

今回の見学会の主担当である新日鐵の大石さんです。

名古屋製作所の製鐵施設の管理の仕事をしています。

今回の見学会の案内役の1人でもあります。

そしてこちら写真奥の左の方が

もう一人の案内役、仲さんです。

仲さんは、今回初参加の

中部青年技術士会の新入会員でもあります。

公園クラブビルから

まず、開発センターに移動し

そこで、製鐵所の説明ビデオ

を見せていただきました。

工場見学会では恒例ですね。

製鐵所内の様子

最近の多くの工場と同じく

ところどころに木が植えられています。

ただ、製鐵所内は煤塵が多いため

煤塵などが多い環境に強い

木が植えられているとのこと。

そういうわけで、見学時の装備は

写真のように防塵マスク+ヘルメット+作業着

に加え、騒音が大きいため

イヤホン付きレシーバーの重装備でした。

涼しい日と言うわけでもなかったので

結構暑苦しい装備でした。

最初の見学先である、第一高炉です

最近改修が行われ、火入れが行われた

ばかりです。

この製鐵所には他にもう一つ、第三高炉

がありますが、なぜか第二高炉はないとのこと。

高炉内部です。

大体一番底あたりの部分です。

予定ではもう少し奥を見せてもらう

予定でしたが。

諸般の事情によりここまででした。

前回の見学会ではここまでは行きませんでした。

替わりに見せてもらったのは

管制室です。

前回も見せてもらいましたが、

改修後のため、内部の様子が

かなり異なっていました。

製鐵所内その2

高炉近くです。

とにかく製鐵所は広いため

移動はバスが基本です。

製鐵所近くで走っていた

溶湯を輸送する列車

写真からでは分かりにくいですが。

熱で開口部付近の像がゆらめいています。

改修前の旧高炉の底の部分

改修は炉をすべて取り替える

形で行われるため、

交換前の高炉は写真のように解体

されます。

 

製鐵所内の各施設

所狭しと巨大な建物があり

さながら都市のような感じです。

通路も入り組んだところが多く

案内用バスが狭い通路で

立ち往生するほどです。

次の見学場所の製品海岸です。

ここでは、製鐵所で作られた製品を

船に積み込みます。

通常、トヨタなど近くに工場がある場合を

除いて、製品は船で輸送するとのこと。

さらにその次の見学場所である

焼結機の煙突です。

高さが200mあり、東京タワーが

できる前は日本で一番高い建造物

だったそうです。

現在、建設以来初めての

塗装を行っているとのこと。

焼結機内部

ここでは、粉上の鉄鉱石を

焼き固めて、塊状にする処理を

おこなっています。

光っている部分が焼き固め

を行っている部分です。

焼結機の管制室

中には一人しかいませんでした(写真の人)。

突然ブザーが鳴ったので、

すぐにこの人が止めたのですが

大丈夫だったのでしょうか?

 

最後に公園クラブに戻り、

そこで質疑応答がありました。

新日鐵の見学会は

今回で二度目になりますが

見学ルートが違うため

前回とはまた違った所を見ることが

できて、なかなか有意義な見学会

だったと思います。

恒例の懇親会の様子。

今回は質疑応答で初参加会員の

自己紹介が行えなかったためこちらで行いました。

場所は、倫敦塔YOMAN

値段が手頃でいい雰囲気の店です。