R3.12.18 12月例会

  仕掛学  ―基礎と応用―

令和312月例会の開催報告です。

今回は、名古屋大学 未来社会創造機構様との共催でした。


会場は、以前、青年技術士交流委員会で利用させていただいた、名古屋大学ナショナル・イノベーション・コンプレックス内にある、Idea Stoaです。

オンラインでも参加できるハイブリッド型の開催方式になります。

仕掛学例会の第2弾として、大阪大学の松村真宏教授と、NTTデータ経営研究所の飯島玲生先生にご登壇いただきました。

仕掛学の説明から始まり、ビジネスへの落とし込み事例まで、先生お二方にわかりやすくご説明いただきました。

なんと!青年技術士交流委員会ではおそらく最多の参加者103名でした。

(会場33名、オンライン70名)

オンラインとIdea Stoaの2会場を設定し、会場は密を避けられるよう、自由席スタイルを採用しました。

また、どの位置からでも見やすいように、スクリーンを2つ用意してあります。


実は、これ、仕掛けだったんです。

ソーシャルディスタンスを取って欲しい主催者と、自由に席に座りたい参加者の目的の二重性でしたが、会場では自由席と説明してしまっため、仕掛と感じていただけなかったかもしれません。

先生方のご講演で、仕掛学を知らない人には知っていただき、知っている方はさらに知見が深まったと感じています。

て、仕掛学の講演ということで、会場には数々の仕掛?を展示、設置しました。

パネル展示の、「いいね」ビー玉投票システムです。

特に説明していませんが、ポスターにいいねを感じたらクリアホースにビー玉を入れる投票システムです。

仕掛なのであえて説明しなかったため、気づいてもらえなかったのか、好評とは言い難い結果となってしまいました。


学生限定、飛び入り参加、オンライン立ち見席を設置しました。講演の音声を屋外でも聞こえるようにし、気になった方はオンラインで参加していただく仕掛です。

教室や、研究室など自席から参加いただけます。もちろん立ち見していたいても構いませんが、当日は非常に寒く、屋外から接続された方はいませんでした。

ただ、結構気にしていただけたようで、立ち止まって確認していただいた方が、ちらほらいらっしゃいました。


最後は委員長による挨拶にて閉会しました。

今回は、一般の参加者の方も多く、公益性を前面に出せたのではないかと思います。

仕掛を考えるのは難しいですが、面白いものが提案できれば楽しいですよね。




実は講演会チラシにも仕掛けがあります。


申し込み用に二次元コードが4つあります。多彩な色の二次元コードですが、これを読み取ろうとするとスマホがランダムに一つを読み取ります。その先にはおみくじの結果と申し込み先のリンクがあります。

皆さんは大吉だったでしょうか?


例会後、色による偏りがないか、アクセス数を集計したところ、それぞれ均等なアクセス数でした。スマホの性能がよく一安心です。

(文責/青山尚弘)