H27.3.7 環境WG活動

ここのところ野外の活動が多かった環境WGの

今回の活動は久々の室内での「喰らう」企画です。

会場は花車ビル6Fの中部支部会議室で

参加者は7名でした。

 

今回の「喰らう」企画のテーマは「昆虫食」

本堀氏(衛生工学、生物工学部門)の提供に

よる、昆虫および製造に昆虫が関わる食材

の参加者による試食を行いました

左上から時計回りに

・繭子(カイコのサナギ)    

・ザザムシ(水生昆虫の幼虫)

・蜂の子             

・イナゴ             

繭子は味は悪くありませんが、釣り餌でよく使う

サナギ粉(原料が同じ)のような風味があるため

好みが分かれます。

蜂蜜酒です

蜂蜜を水で薄めてワイン酵母で発酵させたもので

写真は菊水酒造製のものです。

アルコール度数が11%と高いですが、

甘みがあるものの癖の無いすっきりとした

味わいのお酒です。

 

巣蜜(コムハニー)

蜂蜜が入ったままのミツバチの巣で、

写真のものはニュージーランド産です。

蜂蜜に比べるとねっとりして

甘さもやや濃厚です。

 

 

地蜂せんべい

生地に地蜂を練りこんだせんべいです。

虫が入っているからといって

味は特に変わっているわけでもなく

普通のせんべいでした。

主に土産用として開発されたとのこと。

ビーポーレン

ミツバチの脚に付いている丸い花粉のかたまり

を集めたものです。

一般的にはヨーグルトなどに入れて食べるそうです。

直接食べてみると、花粉なので粉っぽいですが

ほのかに甘い味がします。

 

スズメ蜂酒

スズメ蜂を丸ごとホワイトリカーに漬け込んだもので

10年物の本堀家秘蔵の一品です。

強壮効果があるとのことで

飲むと体の芯がカーとしてきます。

(アルコール度数が高いということもありますが・・)

ミモレット

このチーズが虫とどういう関係にあるのかというと

ダニ(チーズダニ)を表面に住み着かせて

ダニの力で熟成を進めているためです。

表面はダニの住処になっているため

よく見るとくぼみの中に小さい粒のようなダニ

(すでに死んでいますが)見えます。

 

中糞茶

蛾の幼虫にお茶の葉を食べさせて

その糞を乾燥させたものです。

糞とはいっても成分は茶葉のみなので

異臭とかはありません。

味はウーロン茶に近いです。

今ではほぼ手に入らない60年ものの貴重な一品とのこと。

 

タイワンタガメ

塩茹でしたものを油で上げたものです。

ビジュアル的に食べるのにちょっと勇気が要りますが

洋梨の香りがするということで匂いをかぐと

かすかにフルーツのような香りがします。

食べ方は、羽と脚をむしり、後ろからお腹の中身を

吸い出します。

ほかに胸の辺りにわずかに肉が有り

味はカニに近いです。

近くの居酒屋にて懇親会を行いました。

いつもなかなかお目にかかれない珍しい

食材を提供していただく本堀氏には大変感謝です。