今年の11月例会は

愛知県江南市にて建設中の

青木川方水路の見学です。

まずは、集合場所の江南駅から

20分ほど歩いたところにある。

施工者の１つ株式会社ノバックの事務所で

青木川方水路についての説明を受けました。

入口は事務所からちょっと歩いた、

住宅地の中にありました。

地上から10メートるほどの深さの

立坑から放水路の入口に入ります。

放水路の中の様子

写真上２つが直線に近い部分

下二つがカーブになっている部分です。

前者がコンクリートの壁面になっているのに対して

後者はセグメントと呼ばれる鉄骨が

むき出しになっています。

そしてここが出口です

放水路を掘削したシールドマシンは

外側をここに残したまま、取り外され

立坑~地上にあげられます。

下の写真２つは、シールドマシンの

外側の鉄骨部分を溶断解体しているところです。

出口側から地上に出られないため、一旦入口に戻り、

そこから車で出口の地上側に行くことになりました。

写真右上はトロッコのレール切り替え機を

動かしているところです。

車では放水路に沿って移動しましたが

本当に住宅地の真ん中を通っています。

工事中は10ｍ地下から掘削音が地上まで

響いたとのことです。

そしてここが出口側の

シールドマシンの解体現場です。

他の場所で使用可能なら再利用されることも

あるそうですが、ここの場合は使えるところが

無いとのことで解体されています。

カッター1個（右下写真）で高級車が買える

シールドマシンも今やたただの鉄屑です。

このあと事務所に戻り、見学会は終了し

そのまま懇親会となりました。

会場は、江南駅の前にある「隠居のりや」です。

こういう場所の見学会の場合

たいてい名古屋とかに戻ってから

懇親会を行うことが多いのですが

今回は現地で行いました。